10/24 あれ、もうこんな日付…

みなさん、こんにちは。110.2kgです。昨日は109kgでした。

夜中にガスト行ってポテト食ったくらいで1kg増えなくてもなあ、と思います。

行ってきましたよ、宮城。おかげでこんなタイムスリップした。

帰ってきてからは風邪ひいて仕事飛ばしたりしてもうぼろぼろです。

なんもやる気が出ませんでした。


ところで新幹線ですが、結果予約したやつには乗れませんでした。

ということは、第二プランの四分後の新幹線になんてとても乗れたなんて思わないでしょう。


ところがわたしということがなぜか乗れた。

まあ結果乗れただけで乗れなくてもおかしくない這う這うの体でした。


もうさ、仕事終わるの待ってるの。

それをほかの人にも言いふらしたもんだから、気を使ってもらっちゃってさ、でもぶっちゃけこっちからはどうにもならないからね、終了時間。

よぉし、終わった!と思ったらまさかの追加ですよ。しかもけっこう長い。分かっていたはいたが……。

終わるころには新幹線に乗るのをあきらめてましたからね。

でも終わった瞬間に外に飛び出し、大通りまで出てヘイタクシーしましたよ。

そしたらプランで言うと東京駅の丸の内中央口に寄せるはずが、タクシーの運ちゃんは、新幹線の乗り場に近いのは、何とか口だっていう。


なんとか口が思い出せないけど日本橋口とかそんな名前だったかもしれない。

そんで現場飛び出して、10分で駅まで着いたわけですな。で、そこにもう入り口見えてる。

ドラマだったらこっから走るなあ……と思いながら「ここ降りたらやばいですよねえ……。20:16分の新幹線なんだけどなあ……ひゃはは。間に合わないですよねえ、仕方ねえ仕方ねえ」って一人で愚痴るていで言い出した客、うぜえええええ。


と思われながら、運ちゃんは「あー…危ないですね…。もうすぐそこですからね…一分で着きますけどねえ……」

っていう。まああたしが運ちゃんでも同じこと言ったよ。

で、約束通り1分後には運ちゃんは入り口につけてくれた。わたしは「おつりはいりません!」

と言ってそうそうと飛び出したんですが、なるほど、すごそこに新幹線の改札が!すごいななんとか口!!と思ったけどそこは山陽・東海道新幹線って書いてありました。さすがの私も、東北が、東海道新幹線に乗ったらつかないってことぐらいはなんとなくわかりました。

時間は20:12分です。


さあ、乗るかそるかここからが、判断を少しでも間違えば、くだんの新幹線に乗れない地獄の100kg越え駄馬・マイロードのスタートであります。マイロードは新幹線に乗るため走りだした。

さあ、スタートだ。まず、ここの改札に入ったらもしかしたら、はやぶさに乗れるところに出るんじゃないかと、心によぎる。いやいやまさかまさかさすがにそれはないだろうと頭を振り切ったー。


ここをまっすぐ行くか曲がるか、新幹線のホームまでの表示はなしだ。なぜだ東京駅、ここでマイロードを裏切るのか、東京駅といえば無駄にも思える看板の嵐、嵐嵐……。


果たして、マイロードの行く先に明日はあるのか、ここはまっすぐだ。まっすぐを選択したー。直線を走り抜けるしかしマイロードすでに息切れだー。一般から見ると、もうすでに歩いている。歩いているというかすでに足を引きずっている状態!しかしマイロードは全力疾走している心持ち!体はすでに呼吸困難だー。


そしたら右奥になんと見えました、東北新幹線のでっかい文字!しかし、そこで時間はすでに20:16分だー。

予約していた新幹線の発車時刻!さすがにホームまではいけない、さあ、次に目指すのは20:20分発だー。どこのホームだと思いきや、先刻出た新幹線と同じホームだ。さあ、駆け上がれるかホームに行けるのか。

ホームについたホームについたが、新幹線がすごく遠くに止まってしまったー。上がったところは、ホームの先端すぎて、新幹線の乗車口が届いてこないー。もうすでにこと切れそうなマイロード。マイロードは走る。やっと乗ろうとしたところで、女の人がマイロードを呼び止めて追い出そうとした。ここは、なんとか車だから乗るなっていう。いやいや、ここに乗せてもらえれば歩いてあっちまで行けますから、と振り切ろうとするも、鬼の形相で追い出される。仕方なくまたホームに降り立つマイロード。出車のベルが鳴り響く21番線。

へろへろになりながら、やっと次の号車の前に。飛び乗ったマイロード!マイロードゴールです!!発車寸前の新幹線に飛び乗ったー!!


わたしはここで本当にこきゅうこんなんです。


死ぬかと思った。


だが、私のミッションは続く。今度は席をゲットしたい。だって予約席ではないのだから。自由席車両に向かってぜいぜいしながら進む。がしかし、満員。知ってはいたのだ。向こうから歩いてくるぶつかってくる人たちは自由席を勝ち取れなかった敗者なのだ。

しかし私はあきらめ切れず、荷物の置いてある席の隣の人になぜか声をかけまくった。迷惑な客。「そこあいてませんか」。隣のひととは関係ないであろう人たちが、「あー、いますねえ」と答えてくれる。ありがとう、こんなびしょ濡れの女に応えてくれて。

そして図々しい私は三人座れる席の窓際と通路にサラリーマン二人が座る、真ん中の席に荷物の置いてあるのを発見、もうあきらめ気味で聞いてみた。「そこ空いてませんか」

そしたらその男どもは、私の探していたマナーの悪い、荷物置くために、ただそこを確保していた本当にマナーの悪い男どもだったのだ。


しぶしぶ、信玄餅と思われる風呂敷包みをどかして、奥につめてくれたのだ……。ありがとうサラリーマン。ありがとうマナーの悪い男性よ、私のために席をとっていてくれて……。

そして私はやっと新幹線の座席に身を沈めたのである。

感無量である。


これで現地へたどり着ける。第二プランとは言え、完璧ではないか。本当に走って良かった。できれば走りたくない私だが、本当にがんばった。ほめてあげたい。しかもわたしはこれで自由の身ではないか。

やっと、何にも束縛されずある意味旅行ともいえる完全自由な時間が与えられたのだ。腹の減った私はあとは、機内販売が来るのを待つばかりなのであった……。


悪いけどここがあたしの楽しい旅らしき気分のピーク。引っ張るとあったまるけど、その分かさばってあげそこのご飯ケース。


しかし、時間は余っている。寝られると思っていたのに、思ったより新幹線の時間はあっというまに過ぎてしまい、大して楽しくもない在来線までの道を味わい、乗った在来線の広告には、直接座るのはやめようみたいな看板があり、まさか、そんなことするのは外国から来た人かディズニーシーで疲れ切って絶対に立っていたくない私か、サーフィン返りのDQNくらいだろうと思っていたら、普通に若者が電車の地べたに座り込んでた。

在来線すげえ。

そして、現地にたどり着いた私を待っていたのは……特に楽しくもない孤独な時間でした。次回へ続く。



1コメント

  • 1000 / 1000

  • あかり

    2018.10.25 03:50

    その場がありありと浮かんでくるような文章でした。私も旅行したくなりました。とても面白いです。

ドブログ

2018/9/15から体重計り始めたよ。 初日記録 112.6kg 体脂肪率、55.5% 現在6.4kg減 ゴーゴーゴー!私の半分以上は脂肪でできている。 気が遠くなったよ。3桁のデブのことをデブ専業界ではミケって言うらしいよ。始めて知った。ヤケになって出会い系に登録しようとしたら電話番号ないとだめとか言って拒否されたよ。出会い系にすら拒否られるよ。